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■ Visorガイド

  ■ はじめに

  ■ 第1章
   ラインアップ

  ■ 第2章
   コンセプト

    ■ 2-1
    ■ 2-2
    ■ 2-3
    □ 2-4
    ■ 2-5
    ■ 2-6

  ■ 第3章
   SpringBoard

  ■ 第4章
   Visorの歴史

  ■ 第5章
   英語版Visor

  ■ 第6章
   周辺機器等



 第2章 Viosrのコンセプト / 2-4. パソコンなんていらない!?

■たとえばゲームがしたい。

Visorの一番大きな特徴であり、拡張性をもたらすSpringboardについては、 あとでも触れますが、Visorをいっそう私たちに身近な存在にします。
たとえば、ゲームで遊びたいというときに、これまでのPalmシリーズでやらなければ ならなかったことは、主にインターネットに接続して欲しいアプリケーションを 入手することでした。
どこのサイトに行けば、ゲームがあるのかという知識が必要でしたし、 ダウンロードすると、次は、そのファイルを解凍する方法を知らなければなりませんでした。 そしてパソコンとつないで、HotSyncするという手順を踏んだのです。 それでも、十分に簡単なのですが、Springboardを使えば、なお一層、簡単なのです。

あなたが遊びたいゲームの入ったSpringboardをコンピュータ店で買ってきて、 Visorに差し込むだけ。ただそれだけです。まるで任天堂のゲームボーイのようですね。 ゴルフゲームやアクションゲーム等のタイトルが登場してきています。

game

例えばPGAゴルフというタイトルに限っていえば、メモリが十分でなければ、 遊ぶことはできません(実際に私のPalmPilotProでは無理です)。 しかし、Springboardで提供されていれば、メモリを気にすることがありません。 そのうち、ゲームの開発元が8Mよりも多いメモリを要求するようなゲームを作りたいと 考えるようになるでしょう。そうすると、Visorそのものにメモリ増設を要求するよりも、 Springboardで提供した方がメリットが大きいのです。
さらに、Springboardならではの機能を持ったゲーム、たとえば、振動パック付き ゲームなんていうのも、ダウンロード版のゲームでは遊ぶことができませんね。

価格的にどうなのかという疑問も出てくるでしょうが、手間のかかったゲームであればあるほど シェアウェア登録料金も高くなる傾向にありますから、出来のいいゲームであれば、 シェアウェア登録料金とSpringboardで提供されるゲームの価格差は少なくなるでしょう。 また、登録の手間を考えてみるとさらにデメリットは解消されていくのではないかと思います。

■たとえば単体でバックアップがとれる。

Handspring社から、バックアップモジュールが提供されています。 本体と同じ8Mバイトをモジュールにコピーする道具ですが、従来か らPalmシリーズのデータをパソコンにHotSyncさせてバックアップ していたユーザにとっては、なぜこんなモジュールが発売されるの か想像できないしろものです。
しかし、これもパソコンを使わないユーザーにとって、ありがたい製品でもあるのです。

Backup

もし、あなたがパソコンを持っていずに、Visorだけで生活しているとしましょう。 一生懸命に入力したデータは、なんかの拍子に消え去ってしまうかもしれません。 もしパソコンを持っていれば、クレードルに差し込んでボタン一発で、バックアップをとることがで きるのですが、そうはいきませんね。
実際、パソコンを持っていたとしても、クレードルが付属しない、Soloを購入した場合、バック アップをとることができません。こんなときにやはり、このモジュールはありがたいでしょう。
8Mバイトのデータすべてをバックアップするには、数分しかかかりません。 すべてのデータが消えてしまうことを考えれば、ぜひ欲しい製品なのです。

これまでのPalmシリーズは、デスクトップとデータを共有して、Palmのポテンシャルを120%に 引き上げました。その役割は、Visorにももちろん引き継がれてはいるのですけれども、 Visor単体でも使えるということをこのモジュールが示唆しているともいえるのです。
もし、デスクトップとデータを同期させることが、あなたの情報生活を向上させると考えるならば、 それはそれでVisorは、あなたの要求に応えてくれるでしょう。



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