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第2章 Viosrのコンセプト / 2-5. なくなったフラッシュメモリ
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Visorでは、フラッシュメモリの搭載が見送られました。
先にふれた、リーズナブルな価格設定を実現するため、といわれています。
これは私たちユーザにとって、歓迎するべきものなのでしょうか、それとも
残念なことなのでしょうか。
ヘビーユーザーにとっては、物足りない部分があるのは確かですが、これを搭載しないことに
よって、先にみた価格に反映されていることも確かです。
たとえば、現在のPalmシリーズユーザーで、J-OSや辞書といった日本語環境をフラッシュメモリ
に入れていらっしゃる方もいると思います。
どういうわけか知りませんが、ときどきPalmが暴走してしまって、リセットしなければならない
状況に面するときがあります。
しかし、フラッシュメモリにこれらのデータをいれておけば、わざわざデスクトップから
インストールする必要がありません。一度そういった場面に出くわしてしまうと、フラッシュ
メモリがなければ、とても心もとない感じがします。
しかし、フラッシュメモリを搭載している機種でもWorkPad c3のような場合はいかがでしょうか。
すでにフラッシュメモリにはデータがいっぱい入っていて、余分なデータを入れる余地がありません。
カタログスペック上、フラッシュメモリが搭載しているからといって、いいとは限らないのです。

Handspring社のCEO、Jeff Hawkinsは、フラッシュメモリを搭載しなかった理由としてVisorで
想定しているユーザが上級者でないことを挙げています。
フラッシュメモリのアップグレードをするユーザは5%くらいしかいないといっています。
ただ、自由に使えるフラッシュメモリが積んであるにこしたことはありませんし、彼も将来的には、
ハイエンド機に搭載する可能性もあると言っています。
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