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Visorレビュー / SpringBoardモジュール / eyemodule その1
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E-507との比較シリーズのデジタルカメラ編
で、僕はVisorのカメラモジュールを想像しながらこんなことを書きました。
「カメラを差し込めばアプリが立ち上がる真のプラグ・アンド・プレイが実現さ
れるでしょう」。僕がそのとき考えていたのは、バックアップモジ
ュールを差し込んだときのように、ただ単にアプリが起動するとい
うだけのものでした。しかし、実物を手にして、僕は「真のプラ
グ・アンド・プレイ」の本当の意味を理解していなかったことに気
づかされたのです。
このモジュールは、デジカメですから、その画質などについて書き
たかったのですけど、それ以上に、このプラグ・アンド・プレイに
驚かされました。モジュールを差し込むと、本体にアプリが自動的
にインストールされてしまうのです。つまり、モジュールを抜いて
も、本体にはEyemoduleのアイコンが残ったままになっていて、タ
ップするとちゃんと起動するわけです。E-507の場合、CD-ROMから
アプリをデスクトップ経由でインストールする手間を経なければな
らなかったのに、このEyemoduleはただ差し込むだけなんです。な
ぜ、モジュールを抜いているのにアプリが本体メモリに残る必要が
あるのか、疑問に思う方もいらっしゃるでしょうが、実は、この工
夫がデジカメモジュールの使い勝手に直結しているのです。これは、
また後ほど触れましょう。
商品が届いたのは、ウェブで注文してから、土日をはさんでわずか
5日のこと。その速さもさることながら、Visorの周辺機器を手軽に
注文できるようになったということに感動しながら箱を開きました。

なかにはモジュールとCD-ROM、説明書が入っていましたが、はやる
気持ちを抑えきれず、説明書も読まずに、まずはモジュールを愛機
に差し込んでみました。

本体上部が、1センチほど長くなるだけで、さすがにVisor本体をデ
ザインしたのと同じ会社がデザインを担当しているとあって、違和
感がありません。液晶に目を移すと、アプリはすでに自動的に立ち
上がっており、液晶にレンズがとらえた風景が映し出されました。
さっと、Visorを動かすと、多少の遅れがあるものの、確実にその
動きをとらえて、液晶にフィードバックします。画面は白黒ながら
も、想像していたよりも、的確なイメージ把握ができる感じです。

レンズの横にはシャッターが付いていて、これを押すことで画角を
固定することができます。もう一度押すと、画像が本体メモリにセ
ーブされます。これをまどろっこしいと考える向きもあるでしょう
が、本体メモリが限られているだけに、一枚一枚確かめながら撮影
することは、メモリ節約の観点からすると意味のあることだといえ
るでしょう。ちなみに撮影する画像は、白黒160x120、同320x240、
フルカラー320x240の3種類が選べ、本体に5MBの空きがある場合、
それぞれ500枚、125枚、25枚が撮影可能ということです。
■白黒だからこそ見やすい
またE-507との比較シリーズの話になるのですが、こんな趣旨こと
も書きました「カラーでないと画像の確認が苦しい」。しかし、屋
外に出てその考えは誤りだったと感じさせられました。E-507を屋
外で使うと液晶が光に反射して、画像がまともに見られないのです。
白黒液晶だと、反射することがかえって画像のコントラストをあげ
てくれて、見やすくなるのです。カラーでこれを実現できるメジャ
ーなPDAは、いまのところ、反射型液晶を搭載したザウルスのMI-C1
くらいじゃないでしょうか。
さて、冒頭で触れた驚きは、モジュールを抜いた時のことです。ラ
ンチャー上のアイコンが消えないんです。バックアップモジュール
しかしらない僕はバグかと思いましたがそうではなく、実は、ビュ
ーアとして機能することを知らされました。撮影した画像は、本体
メモリにあるわけですから、これらを見るのにビューアがなければ
話になりません。そのビューアなんです。これがまた格好いい。上
下ボタンで撮影したコマが左右にスクロールし、シームレスに画像
を切り替えていくんです。スピードも速く、ズームもできます。そ
して、何よりもコマごとに撮影メモを添付することができるのです。
これは電子手帳ならではの機能であって、デジカメ専用機にはまず
できない芸当でしょう。画質は決してよくありませんが、このあた
り、PDAとしての役割をわきまえているといえますね。「芸術写真
をとるなら専用機をどうぞ。メモなら僕を使ってね」と言わんばか
りです。少し嬉しくなりました。

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