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 通信環境

E-507の購入から数日が経ちました。いま、僕は、ノートPCとVisor、そしてE-507と いう3台のモバイル機器を持ち歩くという間抜けな生活を送っています。物欲が爆発 した理由として、E-507がMP3やデジタルカメラ、通信端末として使える点を上げまし た。いまのところ、デジタルカメラもMP3も、まともに使っていません。で、住所録 やスケジューラとして使っているかというとそんなこともないのです。今のところ、 まともに使っているのは、通信端末としてだけです。

ああ、なんてことでしょう。「そういうことならポケットボードやブラウザボードの 方が安くていいじゃないか」と言われそうです。いや、そもそもノートパソコンを持 ち歩いているのだから、それでメールを確認すればいいのかもしれません。しかし、 手軽にメールを確認できるというのは非常に大きなポイントです。小さいとはいえ、 B5サイズのノートパソコンを取り出して、開いて起動させるまでのわずらわしさは、 ユーザの方なら、だれにでも経験のあることだと思うのですよね。

その点、E-507は快適です。本体上部にはコンパクトフラッシュスロットが備わって いるので、僕が使っているコンパクトフラッシュモデム一体型のPHS 611Sを簡単に差 すことができます。ただし、611SのささったE-507は、巨大な折りたたみ式の携帯電 話といった見た目なので、スマートではありません。しかし、それでもちょっとした 電車待ちの時間でもメールチェックできる手軽さといったら、一度経験してしまうと 戻ることはできません。

そうした快適なメールチェックはVisorで不可能かというと、そんなことはありませ んよね。実際、赤外線でVisorと通信データをやりとりできる携帯電話NM207を使って らっしゃる方もいらっしゃいます。しかし、です。ご存知のとおりNM207は、売り切 れ続出さらに生産中止となった端末ですから、だれでも快適な通信環境を手に入れる ことができるかというとそんなことはないのです。

NM207を使用する場合をのぞき、従来のPalmシリーズでも、E-507ほど快適な通信環境 は手に入らないのではないでしょうか。本体下部にSnapConnectという比較的大きな モジュールをくっつけ、さらにケーブルでPHSや携帯につながなければなりません。

この点において、現在、PalmシリーズはE-507に負けていることを実感させられまし た。しかし、逆転する可能性はあるでしょう。SpringBoardです。ケーブルを経由し てPHSや携帯につなぐことも可能でしょうが、僕が欲しいと思ったのは、PHSが内蔵さ れた通信専用のSpringboardですね。Visorにさしておけば、いつでも通信ができると いうそういうモジュールです。そうすれば、E-507を持ち歩く必要はなくなるはずで す。

そのSpringBoardが発売されるまで、3台を持ち歩く間抜けな生活が続くかもしれませ ん。いや、そんなことより、通信環境を手に入れるだけに6万5000円を払ったのかと 思うと、ちょっと情けなくなるのでした。



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