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サイズと液晶
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情けなくなるほど高価なメール端末として使われているE-507。今回は、その大きさ
と液晶ディスプレーについてご紹介しましょう。ポイントは、言わずもがなですが、
機能と大きさのバランスかとれているかという点と見易さです。



CASIOのサイトを見てみますと横83.6×縦131.2×厚さ20mmとなっています。これに対
して、Visorが横76.2×縦121.9×17.7mmです。写真を見た方がわかりやすいと思いま
すが、スペック上若干の差に思えるサイズも、実際はかなりの違いがあることに気づ
かれるでしょう。さらにE-507のアドバンテージとしてデジタルカメラ一体を挙げる
ならば、その分の大きさを加味しなければなりません。「いつでもどこでもデジタル
カメラ」を実現しようとすればこの大きさを許容する必要があるのです。
手にとってみますと、この差は実に大きいです。手の指の長さは決まっていますか
ら、横幅+厚さで、手のひらへの収まりやすさが決まってくるわけです。その値は、
E-507とVisorがそれぞれ103.6mmと93.9mmになり、差は9.7mmです。E-507の方はパー
ムサイズPCとはいえ、ぎりぎり手のひらに収まっているという感じが否めません(ち
なみに重さはE-507が約255gで、Visorが170gと、玉子一個以上の差があります)。
この大きさが、カラー液晶やコンパクトフラッシュスロット、MP3プレーヤーといっ
た多機能の代償となるのです。カラー液晶については、PalmOS3.5からサポートされ
るということですが、果たしてそれだけの価値があるのかという点はこれまでも議論
されてきました。
Visorを使っていて気になったことは一度もありませんが、晴天の下でE-507を使って
みると、液晶が見にくいのです。見にくいを通りこえて見えないことさえあります。
この液晶で撮影するコマを確認するのですから、デジタルカメラ一体型のモバイル機
器としては大きな欠点です。シャープのザウルスやSONYのVAIOの一部には、モバイル
液晶という反射型タイプを搭載し、明るくても見やすい製品がありますが、こうした
工夫はE-507にありません。Visorの白黒液晶は、この意味かえってアドバンテージに
なっています。
E-507の液晶表示能力は、横240×縦320ドットであるのに対し、Visorのそれは縦
160×横160ドットです。縦に関しては2倍の表現能力があるのです。メールチェック
をしたり、Pilowebでダウンロードした文章を読んでいて思いますが、さすがにE-507
の方が読みやすいです。Visorの日本語化で基本的な部分を構成している「恵梨沙
フォント」が、いかに読みやすく優れたものであるとはいえ、E-507のフォントの読
みやすさとは比べ物になりません。
僕としては、Palmシリーズのカラー化を進める前にドット数を増やして、つまりハイ
レゾ(死語か? )にして、文章の読みやすさを向上させて欲しいと思った次第です。し
かし、アルファベットを表示させるには十分だから、日本語のためにPalmOSの仕様を
変更いいただけるかどうか、期待できそうもありません。
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