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デスクトップとの連携
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Palmシリーズの優れた点として、デスクトップPC、いわゆる母艦との連携が挙げられます。
もちろんCEマシンもその点を意識して連携がとれるようになっていますが、どのように
違うのでしょうか。今回はそれを見てみましょう。
Palmシリーズは、みなさんご存知のようにPalmデスクトップを母艦側にインストールします。
これは、スケジュールやアドレス帳、ToDo、メモ等の同期をPalm側と実現する
アプリケーションです。Visorの場合、日本語を表示するためには、それなりに面倒な設定を
しなければなりませんので、日本語版の発売が待たれるところです。しかし、データ同期の
方法はHotSyncボタン一発であるところはユーザにやさしく、USBは素早いデータ転送を
実現してくれます。さらにPalm/Visorを買えばデスクトップ側のスケジュールやアドレス帳
が付属してくるという点は、CEとの比較において強調しておきたいです。
CEもデスクトップとの連携が念頭に置かれています。母艦側にはウィンドウズCEサービス
というソフトをインストールします。これはCEに付属しているアプリケーションで、Palm
シリーズでいうHotSyncマネージャに相当するものと言えます。両者の間でもっとも考え方
違うのは連携のとり方、同期の仕方です。Palmシリーズの場合、ユーザが同期したい場合
にHotSyncボタンを押すのに対し、E-507にはクレードルが付いているもののHotSyncボタン
に相当するものがありません。
サービスをインストールすると、デスクトップPCにE-507を示すアイコンが現れます。
これをクリックすれば、E-507側のディレクトリ構造が現れる仕組みです。そこにファイル
をドロップするなどして、データを転送するのです。また、E-507をクレードルに乗せた瞬間に、
電話帳や予定表といったデータを自動的に同期します。Palmシリーズは、明示的なシンクロ
であるのに、CEはその点を意識する必要がないのです。つまり、Palmシリーズは、PCとPalm
が別物であると考えられているのに対して、CEはデスクトップPCの一部であるといえます。
同期の方法については、多分に個人の好みがあるでしょうから、即座にどちらがいいと
言えるものではありません。しかし、に問題はシンクロの方法にないのではないかと思う
のです。僕は、強調したい点として先に「デスクトップ側のスケジュールやアドレス帳が
付属してくる」と挙げました。E-507には、この機能を実現するアプリケーションが
付属しないのです。
購入してCEサービスをインストール。同期が始まると「Schedule Plusが必要です」と
いうメッセージが現れます。厳密には、Schedule Plusでなくても、Outlookでもいい
のですが、いずれにせよE-507側のスケジュールデータを移そうとする場合、デスクトップ
側に別売のPIMソフトが必要なのです。僕の場合、会社のPCにはOutlookが入っていたので
シンクロできましたが、家のPCにはOutlookはインストールされておらず、同期するたび
に上述のエラーメッセージを見なければならない羽目になり、CEサービスはすぐさま
アンインストールされました。ただでさえ高価なモバイルマシンを購入したのに、その
うえさらなる出費を強要しているようなものです。Palmシリーズユーザとしては、デスク
トップと連携できないPDAなどはありえません。
まだまだE-507は不親切でした。カシオのホームページに記述があったのですが、
Outlook2000との連携は保証されていないのです。これはカシオが悪いわけではあり
ません。アプリケーション群を開発しているマイクロソフトに責任があります。CEの凋落
が言われ、Palmシリーズが勢いづいている背景にはこうした事情があるのかも知れませんね。
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