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電子手帳として使う
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これまでさんざん、Visorの通信環境が貧弱だとかいってアイクルーズを持ち上げてきた
のだけれども、アイクルーズが僕のすべての要求を解決してくれたかというとそうでも
なかったんですね。しばらくメインでアイクルーズを使ってはみたものの、スケジュー
ルやアドレス帳を管理するPDAとしてはいまひとつだったのですよ。電子手帳としてはや
はりVisor/Palmシリーズが優れていると思ったのです。
アイクルーズには操作系として、十字キーと決定、取り消しボタン、タッチパネルがあ
ります。これにたいしてVisorには、4つのハードウェアボタンと上下キー、タッチパネ
ルがあります。たとえば、スケジュールをチェックしたいとき、アイクルーズでは電源
キーを押して、メニュー画面を表示し、十字キーでスケジュールを選択、決定するか、
メニュー画面からスタイラスを取り出してスケジュールをタップしなければなりません
。ところがVisorでは、みなさんご存じの通り、スケジュールボタンを押すだけで瞬時に
立ち上がります。スケジュールやアドレス帳のチェックは素早さがまず第一です。この
操作性について、どちらが優れているかは明らかですね。
次に僕が感じたのは、アイクルーズの入力の煩わしさです。アイクルーズ/ザウルスの手
書き認識がどれだけ優れているかは、実際に試してみればわかります。多少汚く書いて
も、ちゃんと認識してくれます。これは以前みたE-507よりもずっと快適です。この優位
性は否定しません。辞書も豊富ですから、ひらがなで入力して変換するということも可
能です。ある程度の長文を書くのは、アイクルーズの方がGraffitiを使って入力するVisor
よりも優れているような気がするのですけど、ちょっとしたメモ、たとえば「ミーテ
ィング」「待ち合わせ」などという定形の簡単な単語を入力するのは、Graffitiの方が
手軽なのではないかというのが経験的な結論です。
アイクルーズのスケジューラの優れた点として、そのVGA環境を生かした一カ月一覧があ
ります。小さい液晶画面のVisorにはかないませんが、この点についてはVisorの2週間表
示がカバーしているように思えます。ケチをつければ、アイクルーズの一カ月表示の文
字が小さすぎて、ちょっとおじさんには読むのがつらいのではないかとも思えます
(200LXの一カ月表示は見やすかった・・・)。
カスタマイズ可能であることもVisorの魅力の一つでしょう。DateBook+が気に入らなけ
れば、DateBook3をインストールすればいいですし、まず週間予定とToDoを一覧したい場
合はWhatzUpを導入すればいいです。Visorなら、ハードウェアボタンの割り当ても自由
に変えることができますね。スケジューラに関していえば、アイクルーズには、
Palmwareに相当するMoreソフトがないわけではないけれども数が少なくて、
基本的にシャープが提供したスケジューラを使わざるを得ないわけです。
シャープの名誉のために言っておけば、スケジューラの完成度が決して低いわけではあ
りません。期間予定を帯で表示する機能もあれば、休日設定も容易にできます。しかし
、操作性の悪さに起因する起動の遅さや入力の手間を考えると、僕は個人的にVisorの方
が使いやすいのではないかなと思うのです。
余談ですが、スケジューリングに関していえば、ここ数日、僕は試しにアイクルーズ、
Visor、形態電話のD502iの三つに情報を入力して使っています(ばかだねぇ)。さっと取り
出してチェックしたり記入したくなるのは、やはりVisorですね。

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